アイコン フェイスブック/いよいよ18日株公開 巨額160億ドル調達へ

フェイスブック米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のフェイスブックは16日、新規株式公開(IPO)の規模を約25%拡大することを明らかにした。

投資家の旺盛な購入意欲を受けた措置で、調達額は最大160億ドルに達する可能性がある。
フェイスブックは、規制当局への届け出で、IPOで公開する株式の数を8400万株増やし、約4億2100万株とする方針を明らかにした。

追加公開分は当初からの株主が保有する株式で、フェイスブック自体が売却する株式は増えない。
公開株式数の拡大により、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の議決権はIPO後に約57.3%から約55.8%に低下するという。

フェイスブックは先に、仮条件のレンジを従来の28─35ドルから34─38ドルに引き上げており、公開株式数の拡大も踏まえると、同社のIPOはビザ、ゼネラル・モーターズ(GM)に次いで米国史上3番目の規模になる見通し。また、新たな仮条件レンジを基にすると、フェイスブックの企業価値は930億─1040億ドルとなる。これはヒューレット・パッカード(HP)とデルの合計価値を上回り、アマゾン・ドット・コムに匹敵する水準。

フェイスブックは17日に株式公開価格を決定し、18日にナスダック市場で取引を開始する予定。以上 ロイター報道

なお、フェイスブック株が、取引初日にどの程度上昇するかについての見方には、投資家間でも大きなばらつきがある。
IPO規模の大きさや仮条件レンジの引き上げを踏まえると初日の上昇率は10─20%程度にとどまるとの見方がある一方、上昇率が50%を下回った場合、失望を誘うと指摘する声もある。
  アメリカンドリームのフェイスブック株が、思惑より上昇すれば、欧州財政問題で低迷している米株価にも、いい刺激となると思われる。

[ 2012年5月18日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索