アイコン 水洗便器・洗浄水の節水技術 特許総合力ランキング/パテント・リザルト

パテント・リザルトは、水洗便器 節水関連技術について競合分析を行い、参入企業に関する調査結果をまとめた。
 1993年から2012年3月末までに日本の特許庁から公開された関連特許652件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計。
 集計の結果、1位TOTO、次いで2位LIXIL、3位KOHLERとなった。

 
1位 TOTOの注目度の高い特許には、「洗浄水の旋回距離を短くし、吐水圧力を低くすることを可能にする構造の水洗便器」や、「使用状態に応じて適切に洗浄水を供給する水洗便器」などが挙げられる。

 2位 LIXIL(=INAX)の注目度の高い特許には、「蓄圧装置に蓄圧状態で貯留された洗浄水を便器洗浄に利用することで節水を図る技術」や、「ハンドルのワンアクション操作で小洗浄水を排出できるフロート弁に関する技術」などが挙げられる。

 3位 KOHLERは、「排泄物の洗浄能力を高めるための貯水槽内ポンプ」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられる。

 4位のジョンソン設備管理は、簡単な構成でありながらも、便器の未洗浄を防止するとともに、洗浄用水の使用量を節約できる洗浄装置」など。
 
5位のパナソニックは、「微細気泡発生器を備えることで洗浄能力を高め、節水を図る技術」などが、注目度の高い技術である。

 
メーカー名
総合力(権利者スコア)
 有効特許件数  
 個別力(個別スコア)
1
TOTO 
601.5
112
76.2
2
LIXIL(=INAX) 
110.5
45
66.3
3
KOHLER 
83.1
5
72.2
4
ジョンソン設備管理 
47.7
2
75.7
5
パナソニック
40.6
17
68.2
 
[ 2012年5月23日 ]
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