アイコン 全国自治体は通学路の総点検を 京都市214ヶ所を危険と判定

亀岡市で登校中の小学生の列に軽自動車が突っ込み10人が死傷した事故を受け、京都市が市内の公立小学校の通学路を調べたところ、安全上の問題がある場所があわせて214か所あることがわかった。
京都市は、市内の小学校あわせて170校の通学路で児童が通学する際に安全上の問題がある地点があるか調査した。

 その結果、
1、道路標識や路側帯を示す白線が見えにくい
1、 交差点の見通しが悪い
1、 道がせまい
などといった地点があわせて214か所あることがわかった。
これを受け京都市は今後、警察と協議しながら、特に危険があるとして、対策を急ぐ地点を絞った上で、ことし8月中には白線の引き直しやコーンの設置など、対策を完了させる方針。
京都市は、全般的に道がせまく、路面の表示の劣化も目立つことがわかった。警察と情報を共有し対策を進めたいとしている。
全国各地に渋滞の狭い抜け道があり、そうした道路は殆どが生活道路。一方通行などもあるが、あくまで自動車のための道路であり、通行人のための道路ではなくなっている。そうした道路が通学路になっていることから、これまでも小さな事故は山ほど発生していた。

今回の亀岡市の惨事で、全国の道路の見直しが、京都市のようにPTAや自治体に求められる。
最近は、カーナビで抜け道情報も案内されることから、危険度は更に高まっている。筆者の居住区では、通学時毎日、退職者がボランティアで、要所要所に数人づつ交通安全指導している。そのため、スピードを誰も出さない。ボランティア活用が望まれる。
 

[ 2012年5月18日 ]
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