アイコン 浪江町/SPEEDIを隠蔽した枝野、国や福島県を刑事告発へ

福島第1原発事故で、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の情報を的確に提供せず、被害を拡大させたとして、浪江町は国や福島県に対し、刑事告発を検討していることをFNNが報道している。

原発事故の直後、国は、放射性物質の拡散情報を把握していながら、避難する自治体に情報を提供せず、福島県もメールで受信していた情報の一部を消去していた。

その結果、浪江町では、多くの住民が、放射線量が高い北西方向に避難して被ばくしたほか、何度も避難先の変更を余儀なくされ、79人が死亡するなど、被害を拡大させたとしている。
浪江町の馬場有町長は「刑事罰に値するのではないかというような話もあります。そこは、きちっと法的に整理しておきたいとは思います」と述べているという。
浪江町は、国や福島県を業務上過失致死傷などの罪で刑事告発することを検討していて、5月中にも結論を出す方針。(参照:FNN)

◆SPEEDIは隠蔽
事故調の中間報告は、政府が緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPE
EDI」を活用していれば、「住民はより適切な避難経路を選べた」と指摘している。

中間報告にはないが、官邸筋によると、このSPEEDI情報の公開をストップしたの
が「ただちに影響ありません」を連発した当時の枝野幸男官房長官だった。

枝野氏が「情報はどこかで一元化して勝手に出さないように」と原子力安全・保安院などに対して指示、3月17日のデータでは、後に全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村で「相当な数字が出ていた」という(官邸筋)。

官邸筋は、福山哲郎官房副長官(当時)が、後に官邸内で「(枝野)官房長官が『情報管理を徹底しろ』という趣旨のことを言ったにしても、ちゃんと必要な情報は公開すべきではなかったか」と議論していたのを記憶しているという。

みんなの党の渡辺喜美代表は「国会の事故調で徹底して原因究明、責任追及をやるべきだ。菅氏も含めて、場合によっては牢屋に入れることが必要だ」と主張していた。(参照:サンケイ)

柔和な顔して、福耳どころか地獄耳を持った枝野、松下政経塾政権の一員となり、財界代弁者の巣窟である松下政経塾一派に迎合して、国民無視の政治を繰り広げている。

情報隠蔽体質だらけの枝野が、大飯原発の安全対策は後回しにしたまま稼動させようと大飯町へ行っている。

自らが作った会社に、関電から受注させるような大飯町の町長であり、最終的な返事は100%決定しているようなもの。九電の玄海町も然り。
この国の政治は、何か狂っている。

[ 2012年4月11日 ]
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