アイコン ウィルスに資料持っていかれる/原子力安全基盤機構 サイバー戦争

経産省所管の原子力安全基盤機構の業務用パソコン19台が、新種のウィルスに犯されたと発表した。昨年1月本部事務所のパソコン1台に侵入、感染が拡が り、昨年3~7月には、5台のパソコンから公表済み?の福島第一原発の原子炉関連データや職員53人分の個人情報が流出したと見られるという。

機密文書が持っていかれたとは、自らや組織の立場を悪くすることから、絶対言わない官僚さんたちであり、いろいろ持っていかれたのであろう。

国の省庁は、日本振興銀行ではあるまいし、やたら・・機構という天下りの外郭団体を作りすぎ。その結果、機密データもいろいろなところに所在することになった。ウィルス対策も今もって後手後手。

<のん気な日本のセキュリティ、世界では既にサイバー戦争勃発>
<5月28日付ロイター電>

情報セキュリティーの専門家は28日、イランを含む中東の一部システムが、非常に高度かつ強力なコンピューターウィルス「Flame」に感染していると明らかにした。

このウィルスは、国家が背後にいるサイバー攻撃の一環として、少なくとも5年前に仕掛けられていた可能性があるという。

ロシアの情報セキュリティー会社カペルスキーは、Flameについて、2010年にイランの核施設にウィルス「Stuxnet」を使ってサイバー攻撃を仕掛けた国が背後にいると指摘。ただ、特定の国の名指しは避け、FlameがStuxnetのように明確な狙いを持っているかどうかもまだ分からないとしている。

一方、イランの情報セキュリティー当局は、Stuxnetによる攻撃を仕掛けたとして米国とイスラエルを非難。Flameについては、英語版サイトを通じ、Stuxnetと「密接な関係」があるとの見方を示した。

また、イランのコンピューター緊急事態対応機関は、国内の一部システムで大量のデータが消失した最近のサイバー攻撃にも、Flameが関係している可能性があるとしている。

<6月1日付のニューヨーク・タイムズ>
米国とイスラエルが、イランの核施設に対し、6年前からウィルスなどによるサイバー攻撃を続けていたと報じた。
攻撃作戦は、ブッシュ前大統領からオバマ大統領に引き継がれ、2010年に攻撃が明るみに出た後も作戦の続行を命じていた。
同紙が米国とイスラエル当局者らの取材を基に報じたところによると、計画は暗号名「オリンピック・ゲームズ」と名付けられ06年から開始。

米国家安全保障局とイスラエル軍の技術者が、イラン中部ナタンツのウラン濃縮施設の設計図を盗み取るソフトを開発し、ウランを濃縮する遠心分離器などに関する情報を収集した。
さらに、情報を基に遠心分離器の回転速度を狂わせるウイルスを作成してナタンツの核施設に侵入させ、08年には分離器の一部破壊に成功したと報じている。

(現在、当情報の漏洩は、米議会で大騒ぎになっている)

アメリカは、これで中国のハッカーやウィルスを批判することができなくなった。

[ 2012年6月12日 ]
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