アイコン 今度の標的は「原監督」 情報を高値で買い捲る週刊誌?

巨人軍原辰徳監督が、女性問題に絡み暴力団関係者に利益供与したと21日発売の週刊文春に掲載されることを受け、原監督は20日「ファンの皆様へ」と題したコメントを次の通り発表した。

巨人 原監督

『1988年ごろ、私はある女性と関係を持ちました。女性とはまもなく連絡を断ちましたが、それから約18年後、監督に復帰して1年目の2006年8月、プロ野球と関係ある人物から電話があり、『あなたの女性問題に関する日記がある。公になれば球界は大変なことになる。表に出ないよう私に任せてほしい』と言われました。
ゆすられていると思い、不安を感じた一方、私を助けてくれるのだとも解釈し、要求された現金を渡しました。悩んで悩んで悩み抜いての苦渋の選択でした。私の個人マネジャーとは『これで終わりにならない時には球団に相談し、警察に届け出よう』と話し合いました。
その後、動きはありませんでしたが、2009年、別の男から球団に電話があり、『女性問題のことを書いた日記が監督の手に渡ったはずだ。それを返してほしい』ということでした。私は球団にすべてを打ち明けました。妻にもすぐに告白しました。一番傷つけてしまうのは妻だと思ったからでした。
電話をしてきた男は逮捕され、有罪になったと聞きました。私は一連のことが明らかになった時は、誤解を招かないためにも、自分の言葉で釈明しようと考えてきました。自ら心境をつづって、けじめをつけたいと思ってきました。
私個人の不徳の致すところであり、浅はかなことをしたと思っています。たくさんの選手を指導するプロ野球の監督という立場にある人間として、深く反省しています。ファンの皆様、大変申し訳ありませんでした。』・・・読売巨人軍 原辰徳

文春に原監督ネタを売ったのは清武氏とも。それに対して清武氏は、原監督が「清武さんへ」という文書で情報漏えいの“自粛”を求めてきたことには「原辰徳監督へ」という返書の形で、「『清武さんのほかに、いったい誰がいるのか』とコメントされたことには、非常に残念でなりません」「全くの事実無根であり、いいがかり以外の何ものでもありません」などと反論している。

週刊文春は、AKB48「さしこスキャンダル」に続き、大ヒット2連発となった。
当事件は、2006年に要求され、原監督が渡した金額は1億円。2009年に2番煎じで来た人物は恐喝容疑で逮捕されている。結果、そのネタの価値は1億円であったことになる。しかも、このネタは今回に続き、直接には逮捕されるおそれもあり、文春にネタを売り、金にしたのではないだろうか。

誰がネタを文春に売ったか? 最初に要求してきた人物及び関係者、逮捕された人物及び関係者、逮捕に関係した警察関係者、清武氏を含め知り得た巨人軍上層部関係者などが考えられる。
読売の渡邉氏も原監督が交流戦で優勝するなど絶好調でもあるにもかかわらず、イチローにラブコールを送るなど時期的に変な勘ぐりもしてしまう。

当ネタの価値は週刊誌側から見れば1,000万円と見る。文春がもし支払ったとしたら当人物は、所得を申告するはずもなく、脱税で上げることもできる。しかし、文春側はマスコミとして情報源の秘匿権を行使、ネタを売った人物は闇から闇に消える。
もしも清武氏が当情報をリークしたとすれば、清武氏は読売と血みどろの戦いを続けており、また、水面下で監督暦も長くなった原監督更迭に動く読売上層部ならば、金の遣り取りはないだろう。

AKBの「さしこ」のネタは、ネタ提供者がばれている。当ネタの価値も秋元がNHKも含めマスコミを総動員させ「AKBの選挙」を行った直後だけに、スキャンダル記事としての情報価値は1000万円以上と見る。
しかし、週刊文春側は、支払ったとも、いくら支払ったとも決して明らかにはしない。こうしたスキャンダルネタに対する支払は極秘裏に行われる。

週刊誌発行会社に限らず、上場大手企業の殆どが資金を別段で持っており、裏の金が裏に流れるだけである。(また、正式に情報提供料を使途不明金で費用計上していれば、寄付・贈与認定で高率の税が課せられるだけで済む)

今回の事件では、原監督だって1億円を支払ったことを認めており、誰に渡したのか税務署が追求すればわかる。受け取った者は1億円に対しての贈与税を支払う義務がある。警察も脱税として検挙することもできる。しかし、こうしたことは実際には行われなかったのも事実。2番煎じの男を逮捕して終わらせていた。
 

[ 2012年6月21日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索