アイコン 5月の百貨店売上高▲1.0% 外人は持ち直し傾向続く72.1%増/百貨店協会

日本百貨店協会が6月18日に発表した5月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・249店舗)の売上総額は約4,734億円(前年同月比1.0%減)となり、3ヶ月ぶりのマイナスとなった。

5月は、ゴールデンウィーク期間中の雨天や中旬の気温低下など、不安定な天候が集客に影響したことに加え、休日日数が前年に比べて2日減少したことなどが主な要因となって、前年実績を僅かに下回る結果となった。

地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の主要10都市の売上動向は▲0.5%減で3ヶ月ぶりのマイナス。

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は1.9%減で2か月連続のマイナス。

衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、雑貨が4ヶ月連続のプラス。マイナスは衣料品、身のまわり品、家庭用品、食料品となった。

また、5月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致会委員店(43店)での免税手続き売上高は約14億8,867万円(前年同期比72.1%増)となった。
1店舗平均売上高は、約3,462万円。購買客数は2万118人(144.0%増)、1店舗平均は473人で、一人当たりの客単価は7万3,128円(29.5%減)だった。

 外人さんも不況を反映してか、客単価が大幅に落ちている。中国人が親戚・知人に大量に購入していたのが、少し減ったのであろう。

[ 2012年6月19日 ]
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