アイコン IHIマスターメタルの役員と製造課長が1億45百万円着服

大手重機メーカー「IHI」の子会社で、金属メーカーのIHIマスターメタル(兵庫県相生市相生5292(IHI相生事業所内))の役員らが、レアメタルの取引に絡み、約1億3500万円を着服していたことが会社の調査で判明した。

着服していたのは58歳の取締役と48歳の製造課長。取締役は、平成16年頃からことし4月までの8年間にわたって、コバルトやニッケルなどのレアメタルを仕入れる際、取引業者と共謀して、支払った額を実際より高く報告、約1億3000万円を着服していたという。
また、製造課長は、金属のスクラップを業者に横流しして、約1500万円を受け取っていたという。
国税庁の調査をきっかけに会社が内部調査したところ、2人は着服を認めたという。会社は、取締役を解任するとともに製造課長を懲戒解雇処分とした。
同社では、この2人と取引業者を業務上横領などの疑いで告訴することを検討している。

[ 2012年7月 2日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索