アイコン 大阪の印刷会社 胆管がん発症12人に うち7人死亡 ジクロロメタン

大阪府内にある印刷会社の元従業員らが胆管にできるがん「胆管がん」を相次いで発症した問題で、新たに元従業員の男性2人が胆管がんになっていたことがわかり、この会社で働き胆管がんになった人はあわせて12人になった。

この問題は、大阪府内にある印刷会社で、平成15年までの13年間に、印刷機についたインクを洗浄する作業に関わっていた元従業員の男性ら10人が 胆管がんを発症したもので、調査を行った産業医科大学によるとこの職場での胆管がんによる死亡率は平均的な日本人男性の600倍以上になっている。

東京都や宮城県でも印刷工が従業員や元従業員が、胆管がんなど発症し、亡くなって人もいる。

東京都や宮城県でも印刷工が従業員や元従業員が、胆管がんなど発症し、亡くなって人もいる。

大阪の印刷会社では、元従業員が40名であり、そのうち7名が胆管がんで亡くなっている。
総務省の統計によると、全国の印刷会社は約1万8千社、校正印刷を主とする会社は約150社に上り、総合印刷会社もその工程はある。

揮発性の印刷洗浄液の成分のジクロロメタンに発ガン性物質の疑いがあるとして知られている(動物実験で発ガン)。
東洋インクでは、自社品では既に売っていないが、仕入商品でジクロロメタン含有の印刷洗浄液を売っていたとして、販売を即中止したとリリースしている。しかし、過去、ジクロロメタン含有の印刷洗浄液は、大手インクメーカーなど多くのメーカーが取り扱っており、問題は拡大している。

有機水銀・カドニウム・石綿などの問題のような大きな問題に発展してきている。
 

[ 2012年6月28日 ]
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