ディーエヌエーDeNA/第一四半期 コンプガチャの影響受けず?
同社は、9月中間期の予想においてもコンプガチャの問題は受けない業績予想を立てており、それほど業績に自信があるのであろう。
そうしたことから、9日の株価1810円が、10日午前は寄付きから2200円となり、20%前後値上がり、11時現在2180円前後で推移している。
同社は第一四半期について、次の通り発表している。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、東日本大震災からの復興需要等により緩やかに回復しつつあるものの、欧州政府債務危機等を背景とした海外景気の下振れや国内の電力供給の制約の懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いている。
そのような中でも、国内携帯電話市場は、スマートフォンの需要が引き続き好調に推移している。
平成24年1~3月のスマートフォン出荷台数は、前年同期比68.2%増の655万台となり、携帯電話総出荷台数にスマートフォンが占める比率は64.5%と高い水準を維持している(IDC Japan調べ)。
このような状況下、当社グループは、ソーシャルゲームプラットフォームでグローバル№1のポジションを確立し、平成27年3月期に営業利益2,000億円を目指す長期ビジョンに基づき、携帯電話、スマートフォン、PCなどさまざまな情報端末に対応したマルチデバイスのプラットフォームを構築する「X-device」(クロスデバイス)、プラットフォームをグローバルに展開する「X-border」(クロスボーダー)を成長戦略の2本の柱とし、引き続き国内外でプラットフォームの構築と強化に取り組んできた。
当第1四半期連結累計期間においては、「Mobage(モバゲー)」オープンプラットフォームに提供されているソーシャルゲームにおいて、ゲーム内専用仮想通貨「モバコイン」の消費が拡大し、ゲーム関連売上収益が増加した。
一方、費用面では、ゲーム関連売上収益の増加に連動して代金回収代行手数料やゲームデベロッパーへのレベニューシェア支払、及び業務委託費が増加したことなどにより、売上原価、販売費及び一般管理費がともに増加した。
当社グループの業容拡大に伴う従業員増加への対応と積極的な採用活動を推進するため、平成24年4月に本社を渋谷駅直結の複合商業施設「渋谷ヒカリエ」(東京都渋谷区)に移転した。
以上の結果、当社グループの売上収益は475億90百万円(前年同期比37.4%増)、営業利益は183億92百万円(前年同期比22.4%増)、税引前四半期利益は180億65百万円(前年同期比15.4%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は99億93百万円(前年同期比19.9%増)となったとしている。
これでは、限られたゲーム市場の中で、任天堂やソニーの復活はよほどの商品を提供しない限りないと思われる。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第1四半期
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34,639
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15,024
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15,659
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8,471
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13年3月期第1四半期
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47,590
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18,392
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18,065
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10,318
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前年同期比
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137.4%
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122.4%
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115.4%
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121.8%
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13年3月期第2四半期予想
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97,100
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37,900
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21,400
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13年3月期予想
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未公表
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12年3月期実績
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145,729
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63,415
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62,660
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34,485
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11年3月期実績
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112,728
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56,096
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56,258
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31,603
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10年3月期実績
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48,105
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21,265
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21,518
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11,371
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今期予想/前期比
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