アイコン 文化シヤッター/シャッター用浸水防止簡易型止水シート発売開始

 シャッター文化シヤッターでは、ゲリラ豪雨など集中豪雨による建物への浸水被害を防 ぐため、建物の開口部に設けられたシャッターに設置する簡易型止水シート「止めピタ」を、首都圏地区および九州・福岡地区(近年、博多駅が水に浸かったこ ともある)を対象に9月3日より新発売し、対象エリアを順次全国に拡大する。

近年の地球規模での劇的な自然環境の変化に伴い、短時間に狭い範囲に集中して大雨が降る集中豪雨が多発しており、集中豪雨による建物への浸水被害が全国各地で発生している。

これは、地下鉄や地下街など地下空間の拡大利用をはじめ、建築物の高度化、高層化に伴い、雨水の排水処理能力が限界を超え、下水等から溢れ出た水による"内水氾濫"によって引き起こされるものである。
こうした状況の中、東京都では浸水対策として5つの自治体が助成金制度を採用するなど、内水氾濫による建物への浸水対策が急務となっている。

このたび文化シヤッターが発売する「止めピタ」は、建物の開口部に設けられたシャッターに設置する簡易型の止水シートで、
(1) 5分で簡単かつスピード設置できる、
(2) 重さが最小で5kg、最大で20kgと軽量、
(3) 収納がコンパクトで持ち運びが容易、
を特長とした当社オリジナルの止水対策商品。

 「止めピタ」は、
(1) マグネットが組み込まれた厚さ0.2mmの「樹脂製半透明シート」、
(2) 水圧に耐えられるようシャッターの屋内側に設置する「補強材」、
(3) シート端部を固定するための「シートガイド」、
(4) シートを床面に密着させるための「床置きウェイト」
の4点の部材で構成。これらの部材は、(3)のシートガイドを除いて専用の収納袋に入れて収納するが、収納時には長さ90cm、幅30cmのコンパクトサイズになるため、保管場所に困らず、持ち運びが容易というメリットがある。
 
この「止めピタ」と従来の"土のう"を比較した場合、土のうは1つの重量が約25kgと重く、設置に手間と時間がかかる他、止水性能が低く、保管に場所をとってしまう欠点がある。
それに対して「止めピタ」は、間口サイズが2.5mのシャッターの場合、重量が約10kgと軽く、一人でも5分程度で簡単かつスピーディーに設置することができる。また、止水性能については、漏水量が200リットル/h・m2以下と、土のう使用時に比べて約10倍以上の止水性能を発揮する。

■製品仕様
 <設置可能範囲>
   開口幅:0.8m~9m、止水高さ:0.5m
 <止水性能>
   漏水量:200リットル/h・m2以下
 <設置条件>
  ・止水する開口部にスチール製シャッターがあること
  ・屋内側に補強材が設置できること
  ・シャッターは単装であること(連装は対応不可)

■参考価格
 ・「軽量シャッター」に設置する場合(開口幅3m、止水高さ0.5m)
    231,000円(価格は製品代で消費税込み)
 ・「重量シャッター」に設置する場合(開口幅3m、止水高さ0.5m)
    227,000円(価格は製品代で消費税込み)


こうした商品は当然、梅雨の時期前に販売開始すべきものであろうが、何か温暖化でボケ販売時期も失しているようだ。しかし、今シーズンもまだ台風到来やどこでゲリラ豪雨が発生するか分からない異常気象、役に立つ人たちも多いことだろう。
 

[ 2012年8月31日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索