アイコン 地中熱利用の冷暖房整備の市民病院建設/大月市

山梨県大月市が建設している市立中央病院の新しい病棟に、地下約100メートルにパイプを通して水を循環させ、比較的安定している地中の温度を、冷暖房として利用する設備を導入する。

新病棟は再来年7月に完成する予定で建設が進められていて、大月市は、この病棟に地中にパイプを通して、水を循環させ、冷暖房として利用する設備を5,600万円あまりをかけて導入する計画を明らかにした。

年間を通じて15度ほどに保たれているという地下約100メートルに設置したパイプに循環させた水を使って空気の温度を調整することで夏は冷房として、冬は暖房として利用するという。

 大月市によるとこの設備を導入することで病棟の1階部分、約300平方メートルの冷暖房をまかない年間100万円の電気代の節約と排出される二酸化炭素も、約20トンの削減につながるとしている。

 対費用効果の利回りは1.7%であり採算は厳しいだろうが、新エネルギーへの市上げての大いなるチャレンジであり、パチィパチィパチィ。

[ 2012年9月 4日 ]
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