アイコン 9月の乗用車販売 補助金消滅で10%減

補助金打ち切りによる減少から9月の乗用車販売台数は、前年同月比▲10%減となっている。特にホンダは フィット以外売れ筋が少なくなっており、普通は▲45.7%下落している。フィットのジャンルの小型車も▲39.2%減となっており、トヨタのHV小型車 に押されているようだ。そうしたことからか、N-BOXで気を良くした首脳陣は、今後、軽自動車を売上台数の半分まで持っていく豪気である。経営者がこん なんでは大丈夫かなぁと心配してしまう。

メーカー合計の9月の普通車は、前年同月比85.1%で▲14.9%減となっており、小型車は94.6%と▲5.4%減となっている(合計では89.9%、▲10.1%減)。こうした実績からも客のニーズは燃費効率も良い小型車にシフトしている。
今日の世界の経済状況下、国内が不況から脱出するとは思われず、車両販売も補助金消滅により目が放せない状態となっている。しかし、エコカー減税は続けられており、あの手この手の燃費向上車が各社から矢継ぎ早に投入されており、液晶TVの二の舞にはならないと思われる。ただ、9月でもわかる通り、かなり落ちることは間違いないだろう。

9月の乗用車販売台数
車種
当月(A)
前年(B)
A/B%
本年累計
 普通乗用車 
117,755
138,328
85.1
1,132,099
 小型乗用車
134,431
142,051
94.6
1,285,963
     計   
252,186
280,379
89.9
2,418,062
 
9月の乗用車販売台数
 
普通
小型
ホンダ
1,725
24,463
  前年同月比
54.3
60.8
日産
15,616
28,360
  前年同月比
70.0
111.3
トヨタ
50,218
59,943
  前年同月比
76.2
114.3
 
[ 2012年10月 2日 ]
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