スズキ、インドで新型小型車「アルト８００」を発売
スズキのインド子会社マルチ・スズキ社は１６日、新型小型車「アルト８００」を発表・発売開始した。
「アルト８００」は８００ｃｃのエンジンを搭載した小型車で、マルチ・スズキ社が２０００年９月に発売開始した「アルト」の全面改良車であり、従来の「アルト」と比較してガソリン車で約１５％、ＣＮＧ車で約１３％の燃費向上を行った。
スポーティーな外観、質感を高めた内装、広い室内空間などを特長とし、さらに上級グレードには２つの内装色を設定した。
また街中での走行時の使い勝手を高めるため、トルクを向上させ、インドの道路事情に合わせてトランスミッション、サスペンションの改良も施した。 「アルト８００」は、若い世代など初めての車の購者をターゲットとしており、同社の主力車種として拡販していく。
マルチ・スズキ社では、今後「アルト８００」をインド国内のみならず、各国へ輸出する予定であり、生産はマルチ・スズキ社のグルガオン工場で行う。
なお、マルチ・スズキの主力のマネサール工場での暴動の影響は、徐々に生産数を増加させているが、今月末にも予定の生産体制に入るとしている。（低カーストの低賃金の契約社員増に反発した暴動といわれている。インフレ進行で困窮しており、未来志向で待遇改善が必要だろう。）
[ 2012年10月17日 ]
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