アイコン マツダ/本社工場爆発火災 生産体制への影響は軽微

マツダは10月20日、同日午前1時49分頃に発生した本社工場での爆発事故についての被害状況を明らかにした。

事故は、本社工場鋳造C棟2階の電気炉付近で、溶かした鉄を運搬するための容器(直径約1m、高さ約1.5m)が倒れ、直後に爆発事故が発生した。

消防・警察のこれまでの調査によると、高温の溶かした鉄と水が接したことによる水蒸気爆発が発生したものと推定、具体的な原因については引き続き調査がされる。これまでのところ、有害物質の発生・流出は確認されておらず、また、2次被害の恐れはないとのこと。

この事故により社員3名が負傷、中等症の1名が広島市内の病院へ入院、軽症の2名は病院での治療後、帰宅。いずれも生命への影響はないとしている。

なお、鋳造C棟を除く各工場は、休日明けの10月22日より通常操業の予定。また、鋳造C棟の鋳鉄製エンジン部品は、一部の海外向け車両と産業用のエンジンに限定されることから製品供給に与える影響は極めて軽微で、当面の国内外各生産拠点での車両生産への影響はない見通し。

10月4日には、神戸製鋼所加古川製鉄所で、ドロドロに溶けた鉄が流れ出て、今回と同じような事故があっていた。

[ 2012年10月22日 ]
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