アイコン コムシティ/4月2日やっと再オープンへ

閉鎖が続き営業再開に向けて整備が進められていた北九州市のJR黒崎駅前の複合商業ビル、「コムシティ」は、来年4月2日のオープンが決まった。
北九州市は、9年にわたって商業フロアが閉鎖されている北九州市八幡西区のJR黒崎駅前にある複合商業ビル「コムシティ」について、営業再開に向けて、去年、所有する沖縄県の会社から購入し、約39億円をかけて整備を進めている。
北九州市は、コムシティに入居する市民活動を支援する施設や商業フロアなどについて、来年4月2日のオープンを決めた。

一方、入居を決めている八幡西区役所や夜間・休日急患センターは、5月の大型連休中に移転作業を行うため、利用できるのは、連休明けの5月7日からだという。
コムシティをめぐっては、運営主体だった再開発組合に北九州市が貸し付けた約29億3千万円が回収不能となり、北九州市は債権放棄している。

今回の改修工事代が下手をすれば追い銭を払うかもしれない。コムシティには無謀な第3セクターによる駅前大開発の失敗のタタリが根付いている。結局、役所で使用することになってしまったが、役所が入れば当然人の出入りはあるだろう。しかし、女子高生など多くの若い人たちが寄り付く場所にしならなければ、今回の改修工事代が追い銭になる可能性もある。1フロアくらい地元の若い人たちに管理させ、自由に使わせる空間が必要だろう。唄やラップダンス用などに・・・。
商業フロアの運営は、西鉄に委託するとの事であったが、西鉄傘下のインキューブなど若い人たちに対し集客力がある店舗を入居させれば、若い人たちが集まるコムシティになると思われる。
商業フロアには、飲食店、ドラッグストア、学習塾、それに美容室など16店舗が入居し、テナントはすべて埋まる見通しとされている。
北九州市ではコムシティの商業フロアの年間利用者数を約140万人、売上高を約12億円、店舗従業員など約200人の雇用創出も見込んでいる。

成功する鍵は、若い人たちを集められるかにかかっている。これは絶対だ。

[ 2012年12月27日 ]
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