悪質な産地偽装だけでなく砂の数量などを誤魔化し、不当に公金を騙し取るなど、企業としてあってはならない行為を繰り返していた長崎県小長井町の㈱有明商事が福岡県柳川市の漁業者から工事費の返還を求められている。

覆砂工事に使用する海砂は、土木工事共通仕様書に規定されてるとおり、事前の材料承認において品質を確認し発注者承認を受けたものを使用する必要があります。
　貴社が受注した工事（平成２３年度　　覆砂工事○○第○工区）において、承認の範囲外の海砂が搬入され海砂採取地の誤報告があったことについては、納入商社の虚偽報告ではありますが、貴社の確認作業が十分ではなかったと判断されます。

　よって、海砂採取地の具体的な確認方法を検討構築されるとともに、商社に対しても適切な指導を行い、今後の対応として有明商事（中村一喜）の工事への参入制限等を検討され、再発防止を図るよう注意いたします。・・・・・・以上。