背景には、福岡県有明海地区水域環境保全創造工事１４（２）第３工区における請負業者である博多湾環境整備、宮川建設共同企業体と共謀し、福岡県有明海 地区覆砂工事特記仕様書１の規定に反し、粗悪な規格外の海砂を工事区域に多量に搬入投入することにより、有明海沿岸水域の環境を著しく汚染させたうえ、膨 大な不当利益を得ていた事実がある。（この件については、平成２５年４月１８日付けで福岡県に対して有明海沿岸漁民の住民から住民監査請求が起こされてい る）。

　上記の有明海沿岸漁民の住民の代表は住民監査請求が却下されても、６０日以内には住民訴訟を起こす準備に入っている。

　「長崎県外の工事に関する「壱岐砂」の納入について」（平成２５年４月２２日長砂第２５００３号）なる文書には、「海砂生産・流通分野にわたる健全な業 界体制を確立し、砂の安定供給と確保の責任を果たし、」なる文面がおどり、尚「採砂秩序の確立と水産資源の保護並びに自然環境の保全と調和」というような 白々しい美辞麗句が続く。㈱有明商事・中村一喜の本音は、「今後、長崎県外のの工事には「壱岐砂」の納入は行わない」ことと「代替砂として「近海砂」の活 用を是非」ということでしかない。・・・・・・②につづく