アイコン 対馬地域新病院建設工事について!(長崎県・対馬市)

投稿者=対馬やまねこ

新年明けましておめでとうございます。 

対馬地域・新病院完成予想図

対馬地域新病院(仮称)建設工事の入札が不調に終わった問題で、建設主体の県病院企業団(米倉正大企業長)は、12月定例県議会で、工期の遅れと事業費の増額が避けられない見通しを示しました。対馬の2つの病院を統合して、対馬市美津島町に今年1月着工、来年10月の開院を予定していました。病院企業団によれば、12月17日の入札にはゼネコンを主体として構成された5企業体が参加しました。3数億円の予定価格に対して、各企業体の応札額は8億~13億円(平均約30%)も上回り、落札されませんでした。参加した5企業は「東日本大震災以降の人件費や材料費の高騰などの理由を挙げたといいます」
であれば、震災後二年弱を経過しており、長崎県のみならず日本津々浦々、建築工事は発注され施工されていることから、実勢価格の把握と反映が不十分であったとも言えます。

県会議員からは
「予算設定に問題があったのではないか」

病院企業団、県当局関係者、基本計画設計と実施設計の業務に問題はなかったのか。と考えられます。

また、「VE案で対応できるのではないか」などの意見もありますが、非常識で馬鹿がげて話にもなりません。なぜならば、30%のVE案が成立すれば、基本設計、実施設計、積算、入札などの業務の根幹が覆され、経済設計がなされていないことになります。多額の税金を使い、何のために委託したかを問わなければなりません。VE案の文言は建設業者を対象に使用されたのでしょうが、同社が評価され支援されているのか、設計積算関係者の力量不足であるかは検証の余地があると思います。病院企業団は「原因を究明して方策を考える。設計を見直し、できるだけ事業費が大きくならないようにしたい。」「工期の遅れ」を陳謝しています。これは陳謝して済むことではありません。高度救急治療を目的とし、人命に大きくかかわる問題であり、かつ、公共入札のあり方、制度や組織にも原因があると思います。
この事業にかかわって来た議員や最近著しく公共事業に関わりもつ議員の責任は重いと考えます。
まずやることは、早急に原因究明をして、新病院建設工事を完成、開院、予防や治療を開始して、対馬の皆様の生命を守り安心させることです。 そして,以上の関係者は責任逃れをせず、潔く責任をとり、再発防止のため他の模範となって下さい。
新年仕事始めに際して、責任もって実行する県行政を目ざして下さい。
最後に、病院としては贅沢三昧であり、税金の無駄遣いではないか。財政難のときに本末転倒である。との意見があることを申し述べておきます。

[ 2013年1月 6日 ]
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