アイコン 社団法人 長崎県砂利協会って知ってますか?

投稿者=中村マジック

社団法人 長崎県砂利協会って知ってますか?

中村一喜中村一喜氏

ここに社団法人 長崎県砂利協会 創立30周年記念誌
と題する立派な記念誌がある。

2ページ目には30周年記念挨拶する社団法人長崎県砂利協会、会長・中村一喜氏が写真付きで挨拶文が掲載されている。3ページ目には金子原二郎氏の写真と祝辞が掲載され、長崎県に於ける中村氏の力を誇示している。

中村氏の協会創立30周年を迎えるにあたる挨拶を紹介してみます。

 

(社)長崎県砂利協会は、高度経済成長を誇っていた昭和54年に、海砂生産・流通両分野にわたる健全な業界体制を確立し、安定供給と確保の責任を果たし、社会資本の整備に貢献することを目的として設立されました。

金子参議院議員

 当時の骨材事情は、ビルの高層化に象徴される建築・建設ラッシュの真っ只中にあり、需要は「うなぎ登り」の状態にありました。反面、供給面は資源に乏し く、不安定な状況でした。そのような背景の中、海に囲まれた長崎県は、他県に先んじて海砂生産に取り組んだ結果、多いときは600万粒米以上の生産を誇 り、40以上の組合員業者と30隻以上の採取船が在籍していました。

 しかしながら、昨今の経済状況は語るに及ばず需要は激減し、協会の組合員業者は13社、採取船も11隻という状況になりました。景気低迷や公共工事の冷え込みに加え、燃料費の高騰、更には採取数量の大幅な抑制は、会員にとりましては、「三重苦」
となっているところです。このような状況にあっても言頭に申しましたように、建築・建設骨材としての海砂の安定供給と確保が協会の使命であり、責任だと考 えております。勿論、海洋環境や水産資源の保護といった部分においても利害を超越し、積極的なコンセンサスを図り、「信頼と融和」の精神で採取に関る諸問 題の解決にも積極的に取り組む所存です。記念すべき30周年の節目の年に、あらためて、これまで業界の発展」に貢献していただいた諸先輩や会員諸氏に敬意 を表するとともに、漁協や県担当者をはじめ、関係者各位のご理解とご厚情に深謝致しましてご挨拶とさせていただきます。

これだけを読んだら社団法人長崎県砂利協会も会長の中村一喜氏も凄い立派なオッチャンだなと勘違いしてしまう。ま、何も知らない人ならそう思うのがふつうである。
しかも、人気はなくても金子原二郎といえば当時はまだ長崎県の知事である。恥事でもあったが、写真付きで祝辞まで述べている。

ところが、この中村氏が社長の㈱有明商事にとんでもない疑惑が浮上している。福岡県発注の福岡県有明海地区水域環境保全創造工事「通称・覆砂工事」において、㈱有明商事は数量のごまかしばかりか、数万粒米もの産地を偽装した海砂を福岡県有明沿岸に不正に搬入、投入している。その悪質で反社会的な手口が関係者の証言と証拠で明らかにされようとしている。・・・・つづく。

 

[ 2013年1月20日 ]
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