アイコン グループホーム火災/消防法違反 長崎市だけで8ヶ所

今月8日、長崎市にある認知症のお年寄りのグループホーム「ベルハウス東山手」で入居者など 4人が死亡する火事が起きたことを受けて、長崎市消防局が行った緊急査察で、市内の9つのグループホームで、定期的な避難訓練をしていないなど消防法違反 にあたる不備が指摘されたことがわかった。
長崎市消防局は、今月9日と10日の2日間、市内の69か所のグループホームを対象に緊急査察を行った。その結果、9つのグループホームで合計11件の消防法違反にあたる不備を指摘した。

不備は
定期的な避難訓練をしていないことが3件、
自動火災報知器が1つ少なかったことが1件、
カーテンやじゅうたんなどが燃えにくい素材ではないことが5件、
消火器などの防火設備がきちんと起動するかどうかを確認していないことが2件
のあわせて11件。
消防局では、11件のうち8件がすでに是正されたという。残り3件の違反についても是正が確認されるまで引き続き指導を続けるとしている。

長崎市は、スプリンクラーの設置が義務づけられていない小規模なグループホームなどについて、無利子の貸付制度を検討することは十分に考えられるとし、実態調査を踏まえ、設置に向けた財政支援を検討する。

[ 2013年2月15日 ]
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