アイコン 大庄/8月決算 微増大幅減益 ブラック裁判影響?

同社は8月決算の業績予想を大幅下方修正した。原因は、原価の上昇に加え、水道光熱費の増加によるものとし、さらに当期純利益については、繰り延べ税金資産の取り崩しにより、大幅な減益になったと説明している。
同 社は、新卒者の最低支給額を月額19万4,500円と記していたが、これは80時間の残業をして初めて得られる金額となっていた。本来の最低支給額は12 万3,200円、時給にすると770円ほどにとどまっていた。同社ではこうしたことから過労死事件が発生、しかし、和解もせず、裁判で判決を受け、ブラッ ク企業の汚名を着せられてしまった。なお、残業時間80時間は監督署が過労死の目安とする残業時間となっている。

同社は抜本的な経営体質の改善が必要だろう。従業員を満足させず、客を満足させるには限界がある。従業員のヤル気による改善や改良は利益をもたらす。トヨタ方式でも然り。酷使していては、客に対しても逆効果だろう。その結果、長時間労働の過労死という店のイメージを損なう結果をもたらしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
1株益
10年8月期
83,711
-1,487
-729
-1,545
 
11年8月期
79,227
-605
-814
-3,395
 
12年8月期
78,014
2,230
2,059
884
43.29
13年8月期前回予想
77,600
1,800
1,700
525
25.38
13年8月期今回予想
77,680
1,370
1,279
163
7.88
13期今回予想/12期比
99.6%
61.4%
62.1%
18.4%
 
 
[ 2013年10月16日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索