アイコン 偽装食材 近鉄系「シェラトン都ホテル大阪」など6ホテルも提供

近鉄系「シェラトン都ホテル大阪」、「ウェスティン都ホテル京都」「天王寺都ホテル」など6ホテルで、牛脂注入加工肉を牛肉ステーキとして提供していたと鉄ホテルシステムズが公表した。
阪急阪神ホテルズ系列の著名なホテルで、メニューの表示と実際の食材が異なる偽装食材事件が表面化したが、その後全国のホテルで相次いで、偽装食材提供を誤表示食材として公表している。

今回、関西では、阪急阪神と双璧の近鉄の系列会社が、運営する大阪、京都、兵庫、それに沖縄の6つのホテルのレストランで、偽装食材を提供していた。

会社側によると、「阪急阪神ホテルズ」の一連の問題を受け、10月23日から社内調査を行った結果、6つのホテルのレストランで、「ビーフステーキ」などとメニューで表示して出していた牛肉について、実際は牛の脂を注入した加工肉を使用していたことが分かったという。
現在は、メニューの表示どおりの牛肉を使用したり、加工肉と表示したりしているという。
以上。
牛脂注入加工牛肉は、筋などを取り払い牛脂を注入することで、安価な牛肉を超高級牛肉並みにとろけるような、柔らかいステーキとして提供できる。当然、近鉄系のホテルも超一流ホテルであり、そのレストランで食事すれば、お値段も超高級牛肉並みの価格になっていたのではないかと思われる。
偽装食材問題は、経営者からすれば誤表示としたいだろうが、超有名ホテルにはそれなりのシェフがおり、そのシェフにとっては偽装でしかない。
近鉄さんは、後出しジャンケンで、事なきを得るか。
消費者庁は阪急阪神Hでは調査するとしているが、全国巷で偽装食材の表明ラッシュとなっており、大忙しで、手に負えないだろう。
こうした問題を越え、今後、正規な商品が提供されれば、それでよいことでもあるが、喉元過ぎれば、また同じことをしてしまうのが人の性でもある。

 

[ 2013年10月31日 ]
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