同社は、パチンコのマルハン子会社として、また、商施設建設および内装工事に実績を有することから、２つの理由でカジノ関連銘柄に挙げられている。
マルハンの大将らが仁川飛行場手前に一大レジャー施設を建設するが、当然カジノ施設も入ると思われる。その近くにはユニバーサル・エンが地元ＪＶによりカジノ施設を計画している。日本からいろいろなパチンコ機器メーカーが韓国カジノへ出資している。
カジノ関連法案は来夏にも審議にかけるとされ、いよいよ動き出す。実績では、フィリピンでゴチャゴチャしているユニバーサル・エンが一歩リードしている。セガサミーに至っては、韓国でのカジノ施設運営や国内でもカジノ候補の筆頭「宮崎シーガイア」も今では所有している。平和だって子会社のＰＧＭが有する既存のゴルフ場をキーにカジノの一大レジャー施設を造ることも考えられる。
マルハンを通して、パチンコ機器メーカーのカジノ施設はイチケンが優位に駒を進められると思われる。ただ、韓国へはまだ事業所を展開していない。