アイコン 韓国も中国からPM2.5大気汚染弾の絨毯爆撃受ける 日本よりひどいが・・・

PM2.5中国上海は、6日PM2.5の指数が443に達し、市民の外出抑制令と浦東国際空港の飛行機発着を一時停止させたが、中国によるPM2.5の大気汚染弾の影響は、日本より近い韓国にも大きな被害をもたらしている。なお、北京市でも6日はPM2.5が400に達していた。

韓国のPM2.5の指数は、今秋に入っても大気次第では100~166までと日本よりも大きく影響している。ソウルの6日のPM2.5指数は81~120を記録していた。
ただ、韓国では、中国叩きを良しとしない現在のマスコミや国是から、韓国におけるPM2.5の中国からの影響は3分の1以上と控え目に設定し、その原因のほとんどはソウル自体に問題があるという見解を示している。

大気汚染自爆の中国では、そうした劣悪な大気環境下で、何億人という人が仕事や生活をしており、それを嵐による黄砂だとしてほとんど放置している中国共産党政権により、生産活動が続けられ、世界の工場と自負して輸出攻勢を全世界に掛けている。
米国などのジャーナリストやマスコミは、アップルやサムスンの中国の生産工場(下請けの台湾や中国の企業)が、劣悪な労働条件や環境下で働かせているとして、アップルやサムスンをよく叩くが、PM2.5の環境問題では、欧米諸国の政府やマスコミが中国政府を叩くことはない。
原因は、PM2.5弾の射程距離が遠くても2,000~3,000km、しかも、上空には常に東へ吹く偏西風、中国から東の国々が汚染弾の絨毯爆撃を受ける。しかし、上海・北京から米西海岸のロサンゼルスまでの距離は約8,000kmあり射程距離圏外、米国政権は、そんなことは日中韓で処理しなさいと中国防空識別権同様、我感せずの見解をとっている。(ただ、こうしたオバマの対中戦略に嫌気してロック米大使は11月、今年1月PM2.5が933に達した自爆の北京の大使館にあり、今冬はもう懲り懲りだと本格的な冬を迎える前にそそくさと辞任して米国へ逃げ帰った)

<福岡では>
因みに、6日の福岡のPM2.5は、西区元岡地区(九大新学舎、福岡市街地とも10キロ以上離れ、工場もなく、車で大気が汚染される環境にはまったくない場所)で、最大122マイクログラムに達した。福岡市は、東に背振山脈を抱えへ中国からの大気汚染弾の流れ弾を受けやすい地形となっている。(福岡市における通常のPM2.5値は、10~45(吉塚の車渋滞地あたり)までとなっている)

<健 康>
日本では、PM2.5の健康面は、1日平均70μgおよび1時間85μgを超えたら、不要不急の外出、屋外での長時間の激しい運動を極力減らす。高感受性者は、体調に応じてより慎重に行動することが望まれるとしている。
1日平均値の環境基準値は35μg/㎥となっており、それ以上になると、健康面に影響を少なからず与えるとされている。
国際がん研究機関(IARC)は、微小粒子状物質(PM2.5)を含めた大気汚染について、発がん性があると認定している。
最近中国では、健康面でもっと悪影響を与えるPM0.5の問題が浮上している。
 
 国際的なPM2.5k基準値35μg から、今年1月の最悪の北京での933μgの数値はなんと26倍に達し、注意勧告数値の85μgからでも10.9倍に達している。上海・北京・重慶・大連など、とても人が生きる場所ではない。

 その原因等については、前回レポートに記載した。

これ以上、中国から自爆を伴う大気汚染弾が発射され続けるならば、日本は勘弁してよとギブアップするしかない。

<中国による大気汚染弾の自爆と絨毯爆撃が与える株>
日本株の面から見れば、中国でバカ売れしている日本製の付加価値が高い空気清浄機のメーカー各社(パナソニック・シャープ・ダイキンの御三家など)。
マスクでは、ダイワボウ(不織布)、シキボウ(不織布)、重松製作所(防塵マスク)、興研(防塵マスク)、日本バイリーン(フィルター、防塵マスク)、ホギメディカル(不織布・医療用マスク)など。販売店のマツキヨやアオキなどのドラッグーストア各社。

[ 2013年12月 9日 ]
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