アイコン 検証(5): 石垣市長選挙と背後に存在する政局の裏工作

投稿者=蒼き狼

翁長雄志
オール沖縄とは何か、ということである。

このように、一見すると翁長雄志を中心に沖縄マスコミが大きく加担する沖縄政局作りは周到に計画がなされているようであるが、最大の不安材料は、彼らの主張する「オール沖縄」とは一体何か、ということである。
 拠り所となる「建白書」は、左翼を凌駕するほど左向きの旧保守政治屋翁長雄志自らが、保革を問わず影響力ある存在として、県内市町村長に直接電話で働き かけて得た「口約束」のようなものなのである。決して市町村内部の正式な承認経路を経てはいない。それを、マスコミが「沖縄の民意が結集された」と吹聴し ているだけである。彼らの目的は、内在する左翼思想を、「反基地」という1点のみで覆い隠し、県民の注意をそらせ、自らに多く投票させようという魂胆にほ かならない。

しかし、石垣市の良識ある市民は、「反基地」1点のみの呼びかけに対して疑問を呈した。これは、まさに翁長雄志と沖縄マスコミが考える「オール沖縄」の思 想が瓦解したことを意味するのであり、それを映し出す鏡として、3月4日の琉球新報朝刊2面には、「『オール沖縄』再構築へ・より幅広い結集狙う」との見 出しで協議会発足が報じられた。翁長一派は危機感を隠さない。記事によると、この「オール沖縄」再構築を呼び掛ける協議会が「知事選の候補者擁立への布石 との見方もある」などと、まさに県知事選を意識したものであることが明らかとなった。我々沖縄県民は、近年、右から左までのオンパレードの民主党が、沖縄 を混乱させ、政府を混乱させ、政治を停滞させた事例を決して忘れてはならない。沖縄に、万が一あの民主党政権のような、表向き保革を乗り越えた「オール沖 縄」の翁長雄志左翼県政が誕生すれば、更なる大混乱に陥ることは日を見るより明らかである。それは、権力奪取が目的化したいびつな枠組みであり、政策細目 において纏まらず、必ずや破綻するからである。

[ 2014年3月14日 ]
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