アイコン 4月のユニクロと三越伊勢丹 増税前の反動減は高級品のみか

ファーストリテイリングが発表した4月の国内ユニクロ事業の売上推移速報によると、直営店(843店)とダイレクト販売の合計売上高は7.0%増、客数2.7%増、客単価4.2%増となった。
直営店は売上高6.7%増、客数2.5%増、客単価4.1%増。14店を出店して5店を閉店した。
4月の売上高は、気温上昇に伴い、春物商品の販売が好調に推移した。

一方、百貨店代表の三越伊勢丹HDが発表した4月の売上速報によると、三越伊勢丹の合計売上高は前年同月比▲7.9%減となった。

基幹3店舗では、伊勢丹新宿本店店頭は▲7.9%減、三越日本橋本店店頭は▲14.7%減、三越銀座店は1.1%増となった。
総体では消費税増税による反動減となったが、三越銀座店が前年実績を15ヶ月連続で上回った。伊勢丹新宿本店も1桁台のマイナスにとどまった。
宝飾時計、呉服などは、消費税増税前販売の反動減の影響が大きかったが、婦人・紳士ファッション、食品などは前年実績に近く堅調に推移し、増税対策として月初より商品の大幅な入れ替え、夏物アイテムがよく売れた。
以上。

消費税増税前の販売増の反動減は、百貨店が得意な宝飾品・貴金属・絵画などの高級品に生じているのみでファッション等の日常品には影響ないようだ。
 

[ 2014年5月 7日 ]
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