追報:第3セクターの京都府森と緑の公社/民事再生申請
一般社団法人京都府森と緑の公社(京都府京都市上京区出水通油小路東入丁字風呂町104-2、代表理事:小田一彦)は6月5日、申請処理を古家野泰也弁護士(電話075-223-2788)ほかに一任して、京都地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。
負債額は約227億円。うち225億円は借入金。
既報のとおり。
当民事再生は消滅型の民事再生であり、処理が終われば解散し清算される。
ただ、府は、当法人と造林契約を結んでいる森林277ヶ所のうち約9割に当たる244ヶ所を京都府が引き継ぎ、27ヶ所は採算がとれない山として、樹木を立木のまま森林所有者に返還することで合意している。今後は府自身が244ヶ所の森林を管理するようになり、今回当第3セクターの膨大な負債を決算書面から消し去ったとしても、今後とも府の財政からの支出は続くことになる。
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[ 2014年6月 6日 ]
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