事実概要
指名停止措置の概要
　本件は、隔測計装株式会社の代表取締役らが長崎県南島原市の市長らと共謀して、平成２４年６月２８日に同市が執行した「下宮中継ポンプ場施設整備工事（電気）」に係る指名競争入札において、入札参加の業者選定などで便宜を図るよう依頼し、最低制限価格に関する情報を受けて落札したとして、平成２６年５月２０日に長崎県警から公契約関係競売等妨害容疑で逮捕されたことを踏まえ、３ヶ月の指名停止を行った。
　その後、同社代表取締役らが、平成２６年６月１０日に長崎県警から同市発注の「遠方監視装置整備（南有馬地区）工事」及び「大江浄水場整備（電気）工事」に係る指名競争入札の公契約関係競売等妨害容疑で、再逮捕され、また同社代表取締役らは、平成２４年７月１９日に同市が執行した「大江中継ポンプ場整備（電気）工事」でも公契約関係競売等妨害容疑で起訴されたものである。このことは、工事請負契約の相手方として著しく不適切であると判断され、指名停止期間を４ヶ月に変更した。
　今般、同社代表取締役らが、平成２６年７月１日に長崎県警から平成２４年６月から平成２５年７月に行われた同市発注の４件の指名競争入札における、贈賄容疑で逮捕され、また同社代表取締役らは、同市発注の工事２件についても、公契約関係競売等妨害容疑で起訴されたものである。このことは、工事請負契約の相手方として著しく不適切であると判断され、指名停止期間を５ヶ月（変更前４ヶ月）に変更するものである。
　当官製談合事件では南島原市長の親戚が官製談合を取り仕切ったものの発覚、市長も当該の親戚も、話に乗り受注した隔測計装も関係者はみんな逮捕された。

悪いことはできないものだ。そこまで談合・贈収賄などやりたかったら、最初から会社潰す気で行うべきだ。