アイコン リニア中央新幹線9月着工へ 鉄建株大きく動く12.17%高

読売新聞は18日、JR東海が2027年の開業を目指して東京(品川)―名古屋間に整備するリニア中央新幹線が、2020年東京オリンピックで一部でも披露したい建設族の意向もあり、9月中にも着工される見通しになったと報道した。
 政府は6月に閣議決定した新たな成長戦略で、リニア中央新幹線について「早期整備・活用を図る」方針を打ち出しており、実現すれば、東京―名古屋間を最速40分で結ぶことになる。
 JR東海は環境影響評価(環境アセスメント)書の最終版を国土交通省や沿線自治体に近日中に示し、工事実施計画の認可を国交省に申請する方針を固めた。国交省は工事方法などを記した計画の妥当性などを審査し、9月中にも認可する見通しだ。

 同社は認可後、速やかに各地に工事事務所を設置し、沿線に対する工事計画の説明や用地取得の手続きを始める。地下の構造が複雑な品川、名古屋の両ターミナル駅や、3000メートル級の山々が連なる南アルプスの工事を優先的に進める考えだ。

18日の東証は、総じて週末のNYダウのマイナスを受け、本日は動きづらい日であったが、内需の建設株はリニア新幹線着工の報道もあり、総じて堅調な動きとなった。中でも鉄建が出来高を伴い12.17%高の470円、大和小田8.29%高、大豊建設5.88%高、熊谷組4.89%高などとなっている。
 本日の日経平均は4.26円高の15,322.60円、ドルは102.36円(若干のドル高)、対ユーロは137.07円(若干のユーロ高)で終えている。


 

[ 2014年8月18日 ]
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