アイコン 何でもありの仁川アジア大会 風吹かす・発覚恐れて事前に電気消す? 聖火も消える

20日午後、仁川市内の桂陽体育館。多くの市民が首を横に振り ながら外に出てきた。この日午前9時45分ごろ、バドミントン女子団体予選3試合(台湾対香港、インド対マカオ、モルディブ対インドネシア)が行われてい た最中に体育館内の照明の大部分が突然消え、試合が中断された。
組織委員会は急いで非常用の発電機を稼働させ、試合は5分後に再開されたが、案内放送も速やかに行われず、会場の所々でしばらくざわめきが続いていたという。

その延長戦上で、日本のバドミントンのトップバッターはエース・田児賢一選手。相手は世界ランク7位のソン・ワンホ選手。田児選手は、第1ゲームを危なげなく先取。ところが、第2ゲームに入ると、流れが変わり、田児選手はソン選手の強烈なスマッシュを何発も浴びせられる。
試合中、田児選手が舛田コーチに指摘したのは、空調の変化。「(第2ゲーム)突然、(向かい)風が強くなったり、逆のコートに行くと、止まったり、逆の風(=向かい風)が吹いてきたり。ちょっと、私的にも疑問に思うところが・・・」(隣のコートでプレーしていたインドネシア選手とも話しており、承認になる可能性大)

バドミントンのシャトルは軽く、風の影響を受けやすいため、向かい風になると圧倒的に不利だが、コートチェンジしても向かい風が吹くという、とんでもない空調を設備したことになる。
空調の変化は、意図的なものだったのではないかと、舛田コーチは日本オリンピック委員会に経緯を報告するとしていう。(事なかれ主義のJOCに言ってもムダ。世界バドミントン協会か、JOC本部に直訴することが必要だろう)
  うがった見方をすれば、バドミントンでソン・ワンホ選手を勝たせるために、20日、他国の関係ない試合でもあり意識的に電源を落とした可能性もある。

  韓国の中央日報は、「空調の風のせいにした日本バドミントン」と題して、読売新聞は22日、「バドミントン日韓戦で疑惑の向かい風…4強逃す」と題した記事で、日本の敗戦を風のせいにした。同紙は「主催側が冷房の風を調節して意図的に競技を妨害した」と主張した。 しかし、こうした日本側の主張は事実無根であることが分かった。チェ・ソングク大会種目調整官は「競技場に設置された冷房は内壁の上段に固定されている。風速・風向きを調節するシステムはない」とし「もし問題になっていたとすれば日本チームが正式に抗議したはず。しかし抗議はなかった」と述べたと掲載している。
(風向きを変えるルーバーをすでに取り払っているのだろう?)

<聖火消ゆ>
同日の20日、仁川市西区にあるメーンスタジアムでは、聖火が約12分間にわたり消えるという騒動が起こった。聖火がこの日午後11時38分から50分まで完全に消えてしまったため、組織委員会は競技場の聖火管理室に保管されていた安全ランプの火種で再び聖火台に火を付けた。
組織委員会は聖火が大雨などで消えた場合に備え、インドのニューデリーで聖火を採火した際、別のランプに聖火の火種を移して保管していた。

20日から予選が始まっている仁川市・松島のビーチバレー試合会場には、ちゃんととした更衣室がないといい、選手たちは砂やほこりが舞う簡易テントで着替えている。「通行人に見えてしまうのでは」と片手でテントのすき間が開かないよう抑えていなければならない状況。
それ以前には、選手村のエレベータが故障して20階の階段を上り下り、風呂が配管の故障で使用できない日本選手もいた。

[ 2014年9月24日 ]
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