アイコン SBアスラテック「V-Sido OS」をサンリオのココロに提供 & ムラタS「チアリーディング部」発表

産業用ロボットは、す でに東芝の最新のNAND半導体製造工場ではほとんど無人化工場になるまで進化している。一方、ヒューマノイドロボットも急速に発展を遂げている。日本の 各地にバラバラに点在しているヒューマノイドロボットの技術を結集させ、世界に打って出る時期が到来しているのだが・・・。

<SB1>V-Sido OS
ソフトバンク子会社のアスラテックは25日、開発したロボット制御用の基本ソフト「V-Sido(ブシドー) OS」(スーパークリエイター吉崎航氏開発)について、サンリオグループのロボット開発会社のココロ(東京)への提供が決まったと発表した。
サンリオのココロは、アクトロイド/ACTROID、ココロ/KOKORO、動刻、ペットロボット、ショップロボット、紙恐竜、バージェスモンスター/Burgess Monster、巨大昆虫、メガバグ/MEGABUG、動く大恐竜展など発表しているロボット開発メーカー。

V-Sido OSの優位性
1. 手先や足先の位置を大まかに指定するだけで姿勢が作れる。
2. 膝を伸ばした歩行をリアルタイムに生成できる。
3. 一般的なシリアルサーボモーターを利用できる。
4. Web系開発言語だけでもロボットを制御できる。
5. カメラ等センサを組み合わせるとロボットを遠隔操縦できる。

V-Sido OSは、その制御技術により、知能と人型機械の橋渡しをし、ロボット開発において分業化や効率化が可能となる。
アスラテックはV-Sido OSの基板を実装したマイコンボードV-Sido CONNECT(ブシドー・コネクト)を年内リリース予定、また、2足歩行のコンセプトモデルロボットASRA C1(アスラ・シーワン)も公開される。スマホなどから大まかな指示を出すだけで、ロボットが必要な情報を補完して動け、ネット経由で遠隔操作も可能となっているという。
V-Sido OSの倒れにくい姿勢制御や、リアルタイムでの2足歩行などの一部機能を実装したマイコンボード「V-Sido CONNECT(ブシドー・コネクト)」を年内発売する予定となっている。
SBは各社バラバラのロボットOSを統一化するため、V-Sido OSを提供するという。
本来、国の機関が各社のOSをまとめ上げ、統一した日本の世界のOSとすべきであろうが、ロボット産業の育成など金を出せばすべて済む問題ではなく、国の機関は金と口ばかりのようだ。

左はココロのアクトロイド/ACTROID
左はココロのアクトロイド/ACTROID

<SB2>Aldebaran Roboticsの「Pepper」
ソフトバンクグループでは、すでにフランス Aldebaran Robotics が開発した台車のような脚部を持つヒューマノイド型ロボット「Pepper」(19万8千円でSBにより来年2月販売開始される)を発表している。「Pepper」は、人と話し、その対話内容も進化し続けるロボットして誕生している。
http://www.softbank.jp/robot/special/pepper/

<村田製作所>「チアリーディング部」
ジャイロロボットのムラタセイサク君やムラタセイコちゃんの村田製作所(長岡京市)が25日、新型ロボット「チアリーディング部」を発表した。
初代のセイサク君は自転車をこいだが、4代目の今回は10体の女の子が玉乗りをしながら集団で踊る。息のあった演技には、群れで動く生き物をヒントにした最新技術が生かされている。
「チアリーディング部」の10体は、軽快な音楽とともに幕が開き、高さ36センチのチアリーダーたち。玉の上でゆらゆらと揺れながら、フロアで交差したり、隊列を組んだり、最後にハートの隊形で両手を上げて決めポーズをとる。
https://www.youtube.com/watch?v=KNi_WLYoRNY
 

[ 2014年9月26日 ]
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