アイコン セコム/警備に無人飛行船開発

「セコムしてますか」の「セコム」は、イベント会場などでの警備に使う無人の飛行船を開発し、再来年の実用化を目指すと発表した。
「セコム」が開発したのは、全長約15メートルの無人飛行船で、警備を行うエリアの上空を、GPSを使って自動的に飛行するという。
24日は都内にある本社で、主な機能をほぼ搭載した3分の1サイズの飛行船を使った実演が行われた。
飛 行船は、全長約15メートル、最大径4メートル。ガソリンとバッテリーを動力源とし、最大速度は時速50キロで、航続時間は2時間となっている。底部には 高精細カメラや熱画像カメラなどを搭載し、上空100メートルを航行しながら、地上の情報を集めるため、カメラや集音マイク、それにサーチライトなどが取 り付けられており、映像や音は電波で会社の「コントロールセンター」に送られる。

当飛行船は優れもので、担当者が特殊なゴーグルを身につけることで、頭の動きに応じて飛行船のカメラをチェックしたい場所に向けられるという。
同社は、スタジアムなどイベント会場での警備で使うことを想定していて、飛行船から不審者を発見した場合などに、その位置情報や画像を地上の警備員に伝え、迅速に警備にあたることができる。
2020東京5輪の上空からの警備にも期待される。

セコム

[ 2014年12月24日 ]
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