9月の消費者態度指数 「足踏みが見られる」に8月より下方修正
内閣府が発表した9月の「消費者態度指数」は、このところの円安や原材料価格の上昇で食料品などが値上がりしていることを受け、2ヶ月連続で下落した。基調判断も8月の「持ち直しのテンポが緩やかになっている」から9月は「足踏みが見られる」に下方修正した。
内閣府は、全国8400世帯を対象に向こう半年間の購買意欲の見通しなどについて毎月、アンケート調査を実施し、「消費者態度指数」として発表しているもの。
それによると、先月の指数は1人暮らしを除いた世帯で39.9となり、前月を1.3ポイント下回って、2ヶ月連続で下落した。
調査項目別では、「暮らし向き」や「収入の増え方」など4つすべてで前月を下回った。
これは、このところの円安や原材料価格の上昇の影響で魚介類の缶詰や乳飲料などの食料品が値上がりしたことやガソリン価格が高値で推移していることが要因だと見られるという。
円安で喜ぶのは大企業の輸出企業ばかり。
[ 2014年10月11日 ]
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