アイコン 椿本興業で架空の循環取引75億円、一部着服 元幹部ら3人逮捕

大阪府警察本部は28日、東証一部上場の機械商社「椿本興業」の元幹部ら3人が、架空の取引で会社から約700万円をだまし取った疑いが強まったとして、詐欺容疑で3人を逮捕した。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、椿本興業の当時の中日本営業本部の56歳の元幹部と取引先で、岐阜県土岐市の機械メーカーの47歳の社長ら3人。

元幹部らは、平成20年ごろ、嘘の注文書などを作って、椿本興業から下請けの電気機器会社に架空の工事を発注したように装い代金約700万円をだまし取った疑いがもたれている。
この元幹部は、下請会社などと帳簿上の取り引きを繰り返す循環取引を行い、代金の一部をキックバックさせていたとして、昨年5月、懲戒解雇されている。
同社では、元幹部による不正な取引は8年間で約950件、総額75億円にのぼるとみられるという。

[ 2014年10月28日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索