アイコン サムスンのスマホ セキュリティ問題浮上 遠隔制御サービス機能の弱点

米国立標準技術研究所(NIST)は今月24日、サムスン電子のスマートフォンに搭載された位置確認・遠隔制御サービス「ファインド・マイ・モバイル」で致命的なセキュリティー上の問題が見つかったと警告した。
これについて、サムスン電子は「13日に既に修正済みだ」と説明しているが、NISTの警告はその後に出されており、実際に問題が解決されたかどうかをめぐり論議を呼んでいる。

NISTは米国家サイバー警報システムに「サムスン電子のスマートフォンの遠隔操作機能で、所有者の認証なくアクセスできる弱点が見つかった」との警告を掲載した。
問題のサービスは、スマートフォンを紛失した際、パソコンなどでインターネットに接続し、スマートフォンの位置を把握した上で、使用ができないようにロックをかける機能。
本来、同サービスを使うには、専用サイトにスマートフォン所有者のIDとパスワードを入力し、ユーザー認証を済ませなければならないが、認証なしでも他人のスマートフォンを遠隔操作できるセキュリティーホールが見つかったという。

ハッカーに悪用された場合、ユーザーの意思に関係なく、勝手にスマートフォンを使用不能にされる可能性がある。
サムスン電子は「先月の段階で指摘を受け、最初の修正を行い、13日に2回目の修正を施したため、問題は全て解決された」と説明した。
NISTが既に解決済みの問題を指摘したとの主張。しかし、「ハッカーニュース」など海外のセキュリティー関連メディアは、NISTの警告に基づき、問題を最近まで報じている。
NISTは、ハッキング方法までは公表していないため、現時点で実際に不正なアクセスが可能かどうか確認はできない。
  問題点を完全に回避するには、スマートフォンのファインド・マイ・モバイル機能をオフにする必要がある。設定アプリで、セキュリティー画面から同機能を選択し、「遠隔制御」をオフにすればよいとのこと。
以上、韓国紙報道

[ 2014年10月29日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索