アイコン 9月のGDP 実質▲0.3減、名目▲0.2減/日本経済研究センター

日本経済研究センターが4日発表した9月の月次国内総生産(GDP)は、物価変動を除いた実質で前月比0.3%減だった。4月以来、5ヶ月ぶりのマイナスとなった。
構成比の大きい個人消費が、増税・実質賃金減少により家具・家事用品などが不振で▲0.3%減ったことが響いた。物価変動を加味した名目では4ヶ月連続してマイナスとなっている。
住宅投資は▲0.8%減と8ヶ月続けて減少した。

企業の設備投資は1.4%増とマイナスから転じた。
補正予算の執行で公共投資は5ヶ月連続増の0.7%増だった。
純輸出は、輸出が+1.8%と増加したが、輸入の増加が+3.6%増と大きかったため、GDP成長率への寄与度は▲0.2%ポイントとなった。
実質GDPが名目GDPより現実を反映しているが、・・・。

日本の月別GDP
 
実  質
名  目
13/8月
0.4
0.8
13/9月
-0.1
-0.2
13/10月
-0.3
-0.1
13/11月
0.2
0.1
13/12月
0.1
0.5
14/1月
0.3
-0.1
14/2月
0.5
0.9
14/3月
2.1
2.1
14/4月
-3.9
-3.0
14/5月
0.8
1.8
14/6月
0.2
-0.1
14/7月
0.1
-0.4
14/8月
0.1
-0.0
14/9月
-0.3
-0.2
日本経済研究センター版 /前月比
 
[ 2014年11月 5日 ]
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