アイコン シャープ/スマホ用4KのIGZO液晶開発 LTPSの4Kも開発へ

シャープは11日、 フルハイビジョン(フルHD)の4倍の解像度の「4K」対応のスマートフォン用液晶を開発したと発表した。省電力のIGZO技術を使った中小型液晶で、2015年にサンプル出荷し、2016年度の量産・出荷を目指す。
現行のスマホ用に出荷している先端液晶の解像度は、アップルの「iPhone6プラス」などフルHDが主流。最先端の液晶は、フルHDの2倍の解像度の「WQHD」で、シャープも9月までにWQHD液晶を中国スマホメーカーに出荷している。
ここからさらに2倍の解像度になる4K対応のスマホ用液晶は、最新技術のニーズが強い中国メーカーから問い合わせが寄せられていたという。2016年度の量産は、大型ガラス基板を使う亀山第2工場(三重県亀山市)で行う計画。

現行のWQHD液晶は、低温ポリシリコンの材料を使った「LTPS」(低温ポリシリコンTFT)と呼ばれる技術で作られている。
シャープが得意とするIGZOは、解像度でLTPSより劣るとされていたが、今回、IGZO技術による4K液晶を開発したことで、解像度でもLTPSに匹敵することを証明したい考えもある。

さらに、シャープはLTPS技術でも、4K対応のスマホ用液晶を開発中。今後、省電力に強いIGZOと、デザイン性に優れたLTPSの両方の品揃えで、スマホメーカーのニーズに応えていく。LTPS液晶は三重第3工場(三重県多気町)での生産になる。
4K対応のテレビはすでに発売されているが、画面サイズの小さなスマホで4K対応が実現すると、1インチあたりの画素数(ppi)が一気に高まる。「グラビアを超える解像度」(シャープ)となり、スマホの画面の精細度は新たな時代に入る。
以上、ロイター参照

サムスンやLGがどう動いてくることだろうか。格安の中国製がアップルやサムスンのスマホより先に、高精細画面4Kを搭載したら面白いことになろうが・・・。シャオミ(小米科技)の社長(雷軍)は、3万円で売っても利益が出るスマホを7万・8万で売るのは如何なものかと、ボロ儲けの2強に対して問題提起している。
アップルのビジネスモデルが、人様のパテントまで侵害してまでハゲタカのように儲けようとするアップルのオカマ経営者には閉口してしまう。アップルに対する島野の訴訟を応援したい。
 

[ 2014年11月12日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索