アイコン 円安・圧力・海外勢購入? SIMフリー販売中止 iPhone6と+/アップル

今年9月に発売されてから過去最高の売り上げを記録するなど人気のiPhone6とiPhone6Plus。しかし、日本のオンラインストアでもアップルストアでも、SIMフリーの機種の販売が12月9日突然中止される事態となっている。
アップルのホームページには、「SIMフリーのiPhone6とiPhone6Plusは、現在取り扱っていません。」と書かれている。
ほ ぼ全ての携帯電話に入っているSIMカードには、契約者の電話番号などの情報が入っている。SIMカードは電話会社ごとに別々のものを使っているが、 SIMフリーの電話はどの電話会社にも対応でき、海外ではSIMカードだけ現地の携帯電話会社から調達すれば使用できる優れもの。
アップルは取材に対し、SIMフリーの機種だけ販売中止になった理由についてコメントできないとし、販売再開のメドは未定だという。
以上、

何か問題が発生していたわけではないことから、うがった見方をすれば、超円安になったことから儲けが減り見直している可能性もある。
また、海外勢が円安を利用して日本で購入して、海外で大量に転売している可能性があること。それを阻止するための中止かもしれない。
最後は、顧客流出を恐れた、アップルのiPhoneを最初に日本で取り扱い大成功させた功労者でiPhoneの最大の契約会社であるソフトバンクからの圧力しかないだろう。

<仮定、中国勢の大量購入問題>
たとえば、中国の希望販売価格は、
6は16GBモデルが5,288人民元(約860ドル)、
64GBが6,088人民元(約990ドル)、
128GBが6,888人民元(約1120ドル)。
iPhone 6 Plusは、16GBが6,088人民元(約990ドル)、
64GB が6,888人民元(約1,120ドル)、
128GBが7,788人民元(約1,267ドル)。
(SIMフリー不明)

日本価格は(税別)、
「iPhone 6」は16GBモデルが75,800円
64GBが87,800円
128GBが99,800 円。

「iPhone 6 Plus」は、16GBが87,800円、
64GB が99,800円、
128GBが111,800円。

販売中止になっている
「iPhone 6 SIMフリー」の16GBは67,800円、
64GBが79,800円
128GBが89,800円。

もともと中国では高く価格設定されているが、
中国販売価格を円換算すれば、
iPhone 6は16GBモデルが5,288人民元(101,392円/19.174換算)、日本より33.7%高
64GBが6,088人民元(116,731円)、日本より32.9%高
128GBが6,888人民元(132,070円)、日本より32.3%高
iPhone 6 Plusは、16GBが6,088人民元(116,731円)、
64GB が6,888人民元(132,070円)、
128GBが7,788人民元(約149,327円)。
SIMフリー機の中国での販売は不明だが、全部がフリー機かもしれない。
SIMフリー機として、それぞれ日本と中国との販売価格差は「6」の16GBは49.5%高、64GBは46.2%高、128GBは47.0%高となる。SIMフリー機が安いだけに販売価格差が大幅に上昇する。
(注)日本円換算は為替相場であり、実際には為替手数料も別途かかる。

世界各地で使用できるSIMフリー機を10台くらい購入すればひと稼ぎできる。中国人や韓国人ならば商売にしよう。日本で一番多い外国人は中国人であり、横の連絡を取り合っており、彼らを利用して大量購入すれば、購入者に手数料払っても中国で大儲かりだ。その条件はSIMフリー機。
なお、SIMロックを付けているのは中国も含め周辺国では日本だけであり、日本では携帯通信会社と携帯販売会社が一緒になっており、総務省が天下るため携帯会社を保護し続け、今では世界から時代遅れとされている。

<仮定、円安問題>
も一つの可能性としては、円安による利益喪失、そのための値上げるため?
アップルとしては、9月に日本で販売開始した時点の対ドル円相場が、その後大幅に円安に振れ、ドル換算の収益が悪化している。それでも売れていることから、価格改定をしていないが、とかく携帯販売通信会社から圧力がかかりやすいSIMフリー機を中止したのではないかという推測がなされる。
9月1日の対ドル円相場は104円前後、販売が中止された12月9日の前日は120円前後、この間円安は15.3%前後進んでいる。その分アップルの実入りとなるドル換算での収益は減じていることになる。実際のアップルの販売会社に対する卸価格は不明だが、相当量が売れており、アップルにとっては大儲けしているものの、円安分だけ儲け損ねたことになる。
それでもアップルのiPhone6のパーツと組み立てを含む原価は、米のIHSの調査によると「6」の場合200~247ドルとされ儲け過ぎ、日本で大量に売れれば、次の製品にも繋がりまったく問題ないと見ているようだ。

[ 2014年12月15日 ]
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