アイコン IKEA 年金基金1億ユーロ出資 今の日本よりすばらしい

古い会社は別にして、それにサービス産業において、今時の日本の会社が、退職者に退職金を支払う会社がどれほどあるだろうか。
イケアは12月5日、従業員が定年後に受け取ることができるロイヤルティー・プログラム「Tack!プログラム」へ1億ユーロ(約145億円)を出資したと発表した。
Tack!プログラムは、企業年金的な制度で、イケアグループの勤続5年を過ぎた全コワーカーを対象に、部門・地位・給与レベルに関わらず、同じ国内で働くコワーカー全員に同じ額を支給する仕組み。短時間正社員も、働いた時間に比例した額を支給する。
2014年現在で、世界で既に7万5千人のコワーカーに受給資格があり、各個人の年金資産に給付金を付与する。
Tack!とはスウェーデン語で「ありがとう」を意味する。昨年から開始したプログラムで、昨年も1億ユーロを出資しており、累計拠出額は2億ユーロ(約290億円)となっている。
以上、

いつしか、退職金制度も正社員制度も崩壊、財務内容が健全な会社であっても中年者の首切り横行、入れ替える人材は低賃金の派遣や契約社員、これでは使用費が増えないのは当然のことだろう。 その上、少子化も進んでおり、財界は自らの世間=市場を自ら狭め、商売先では日本を既に切り捨て、海外へ移動させている。今の日本に低賃金ゆえに結婚もできず「子供も生めない人」たちがどれほど多くいようか。
国の経営者は能なしばかりだ。

[ 2014年12月 9日 ]
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