ロシア 原油安でなんと公定歩合17.0%に ハイパーインフレ懸念
ロ シアはウクライナ問題で欧米から経済制裁を受け、通貨のルーブル安に至り、ここに来て、大幅な原油安・LNG安に見舞われ、ロシア中央銀行は16日未明、 通貨ルーブルの急落やインフレ進行を食い止めるため、主要政策金利(日本の公定歩合)を10.5%から17.0%に引き上げる大幅利上げに踏み切った。
16日から適用するという。12日に引き上げたばかりで、利上げは今年6回目。
過度のインフレなどでロシア景気が失速すれば、結び付きが強いドイツなど欧州各国経済への悪影響が懸念される。
ルーブル相場は15日、来年の大幅なマイナス成長の可能性を指摘するロシア中銀のリポート公表をきっかけに急落。一時、年初から▲約5割安となる1ドル=65ルーブル台をつけていた。
[ 2014年12月16日 ]
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