11月の景気ウォッチャーDI 41.5まで悪化/内閣府
内閣府が9日発表した景気動向調査によるDIは、11月の現状判断DIは、前月比2.5ポイント低下の41.5となり、2か月連続で低下した。
家計動向関連DIは、小売関連などが低下したこと等から低下した。
企業動向関連DIは、非製造業が弱含んだことから低下した。
雇用関連DIは、一部で求人の増勢に一服感がみられたこと等から低下したものの、47.6となった。
11月の先行き(2~3月先)判断DIは、前月比2.6ポイント低下の44.0となり、6ヶ月連続して低下した。
先行き判断DIは、物価上昇への懸念等から、家計動向部門、企業動向部門及び雇用部門で低下している。
以上のことから、今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、物価上昇への懸念等がみられる」とまとめられるとしている。
地域別景気動向
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11月の地域別DI 50が景気の境目
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9月
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10月
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11月
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前月差
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全国
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47.4
|
44.0
|
41.5
|
-2.5
|
北海道
|
46.3
|
43.6
|
36.0
|
-7.6
|
東北
|
46.9
|
41.7
|
39.5
|
-2.2
|
関東
|
47.3
|
41.9
|
38.9
|
-3.0
|
北関東
|
46.1
|
41.1
|
38.1
|
-3.0
|
南関東
|
48.0
|
42.3
|
39.3
|
-3.0
|
東海
|
48.0
|
44.5
|
41.2
|
-3.3
|
北陸
|
44.6
|
45.8
|
41.8
|
-4.0
|
近畿
|
49.4
|
47.0
|
45.4
|
-1.6
|
中国
|
45.4
|
42.3
|
42.9
|
0.6
|
四国
|
47.1
|
43.3
|
44.7
|
1.4
|
九州
|
48.7
|
46.4
|
45.1
|
-1.3
|
沖縄
|
49.4
|
51.2
|
46.4
|
-4.8
|
・全国の隅々までこの景気を!、全国くまなく悪化。
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[ 2014年12月10日 ]
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