アイコン 中国産米偽装の「こめ太郎」の元会長と社長に罰金刑

中国産の安いコメなどを混ぜた商品を滋賀県産のコシヒカリと偽って販売したとして、逮捕された大阪・堺市にあったコメの製造販売会社の元会長と元社長に裁判所は、不正競争防止法違反の罪でそれぞれ罰金50万円と30万円の略式命令を出した。
略式命令を受けたのは、大阪・堺市にあったコメの製造販売会社「こめ太郎」の森滋也元会長(71)と森晃之元社長(43)。

京 都府警と福井県警の合同捜査本部は11月27日、「近江米コシヒカリ100%」などと表示した米に、中国産米や別の品種の米を混ぜて売ったとして、不正競 争防止法違反の疑いで、大阪府堺市北区の米穀卸売会社「こめ太郎」(解散)元会長、森滋也(71)=堺市北区=、長男の元社長、森晃之(43)=同=、同 元製造課長、五島仁(39)=大阪市東住吉区=の3容疑者を逮捕した。府警によると滋也容疑者は「何のことかわからない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は3月、中国産米やあきたこまちなど別品種の米が混ざっている米に「近江米コシヒカリ100%」「単一原料米」などと虚偽の表示をし、府内の量販店10店舗に133袋(約665キログラム)を約20万円で販売したとされている。
以上、

中国、アメリカ、豪州では、日本の有名な作柄の米が盛んに栽培されており、米国と豪州の米生産者団体はTPPによる米開放を待ち望んでいる。
日本でも低価格の外食産業では、こうした外国産米が使用されており、「純国産米使用」と表示していない店舗では、ほぼ外国産米を使用している。米国や豪州などでは、桁違いの大規模農場で生産され価格が安い。中国産米は生産者の労務費がまだまだ安く安価。
しかし、超円安による輸入価格上昇と国内米価が豊作で値下がり、その妙味もなくなってきている。
 また、成長ホルン剤・農薬問題・防腐剤問題など外国産米は、海外へ出向き直接生産指導した産地との直接取引でない限り、安全面からも信用できない米が多い。
成長ホルモン剤は、中国で盛んに使用され、ウナギや上海カニの養殖のほか、植物にも植物用成長ホルモン剤が使用され、成長しすぎてスイカが爆発する事件も発生していた。笑い話にもならない。
日本の検疫機関は、輸入当初は厳格に審査するが、認可すればほとんど検疫せず輸入業者任せになっている。検疫官も大幅に減らされている。残留農薬や残留防腐剤などの検疫は、抜き打ち検査の確率は非常に低く実態は素通りだ。

[ 2014年12月22日 ]
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