アイコン 10月販売予定「iPhone 7」にサムスン製のAP「A9」搭載

1月26日、関連業界によるとサムスン電子は、今年10月に発売されるアップルの次期モデルの「iPhone 7」に入るAP「A9」を供給することが判明した。「iPhone6」のAP「A8」は、台湾TSMCが独占供給していた。

サムスン電子がアップルに次世代モバイルプロセッサーを供給する。サムスンが昨年末から半導体新兵器の14ナノピンペットが本格的な量産に突入したことによる。

アップルの「iPhone 5S」のアプリケーションプロセッサー(AP)のA7と「iPhone 6・6PLUS」のAPのA8は、台湾の半導体ファウンドリー(委託生産企業)であるTSMCの製品が納入されていた。TSMCは世界ファウンドリー業界のシェア1位。

サムスン電子も昨年、「iPhone」にモバイルAPの供給を再開したが数量は多くなかった。しかし、微細工程の競争で一歩前進した14ナノピンペット工程で生産したサムスン電子のチップが大量生産されるようになり、これまで維持されてきたTSMCの独占構造が崩れるものとなった。

14ナノと16ナノは、半導体の微細工程の差で数字が低いほど、チップの大きさは小さくなって消費電力効率はよくなる。
モバイルAPは、スマホに主に使われ、大きさと消費電力が製品競争力に決定的な影響を及ぼす。この開発により、アップルが特許戦争の敵であるサムスン電子のモバイルAPを選択することになった。

3月にも発売される予定のサムスン電子の「ギャラクシーS6」にもサムスン電子製のAPがほとんど搭載されるという。

サムスン電子は、これまでプレミアムスマートフォンにクアルコムAPブランドである「スナップドラゴン」を採用してきたが、最近モデルの「ギャラクシーノート4」に、サムスン電子の独自ブランドAP「エクシノス」を一部採用している。

[ 2015年1月27日 ]
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