アイコン シャープ 今期▲300億円の赤字に  300億円の黒字計画だった

液晶にしがみつくシャープ、しかし、しがみつかねば何も残らないシャープ

シャープは3日、2015年3月期通期の連結最終損益が300億円の赤字(前期は115億円の黒字)になる見通しだと発表した。
前期比2.6倍の300億円の黒字とする従来予想から、一転して赤字の見通しになる。
急速な円安進行や競争激化による中小型液晶の価格下落など、想定を上回る経営環境の変化に対応が遅れ収益が悪化したためとしている。
 売上高は、前期比▲1%減の2兆9000億円とする従来予想を据え置いたが、営業利益は▲54%減の500億円(従来予想は▲8%減の1000億円)に下方修正する。

年間配当は前期と同じゼロとする予定を変えなかった。
 併せて発表した2014年4~12月期の連結決算は、売上高が前年同期比▲3%減の2兆904億円、営業利益が▲37%減の512億円、最終損益が▲71億円の赤字(前年同期は177億円の黒字)だった。
以上、報道

 守銭奴の本場、中国の小米にスマホ向け液晶を大量納入したのはよいが、足元見られ買い叩かれ、中国向け液晶を縮小すると言い出す始末。
 中国で成功するのは、日本が優位性を保持している品質管理できる製造ラインの精密機械類だけだろう。
 液晶は今や中国と韓国勢が戦っているのに、日本が入っても弾き飛ばされるばかりだ。造船業がそうであったように。

[ 2015年2月 3日 ]
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