アイコン ステイゴールドが急逝...オルフェ、ドリームジャーニー、ゴールドシップ等名馬輩出

0206_09.jpgなかなか勝てない馬がいました。でもその馬は最後のレースでついに大きなゴールドメダルを勝ち獲りました。現役時代に余したその脚は産駒たちに受け継がれ、ターフを駆け抜けています。

香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシックを制し、種牡馬としてもオルフェーヴル、ドリームジャーニーなどを送り出して活躍してきたステイゴールド(牡21歳、父サンデーサイレンス、母ゴールデンサッシュ)が、2月5日に急死した。

種牡馬として北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションに繋養されていたが、5日午後2時に種付けをしたあと、様子がおかしいことにスタッフが気付き、北海道苫小牧市の社台ホースクリニックに輸送されて検査を受けた。
その段階では、はっきりした原因が分からず、いったん同クリニックの馬房に戻ったものの、その後に苦しみだして容態が急変した。
稀代のサクセスストーリーを刻んだ人気場が逝った。

ステイゴールドは、1994年3月24日に白老ファーム(現・社台コーポレーション白老ファーム)に産まれ、栗東・池江泰郎厩舎からデビュー。
重賞になかなか手が届かないながらも大舞台で善戦を続け、ファンに愛された。
競走馬にとって高齢の6歳春のGII目黒記念で待望の重賞初制覇。さらに7歳になって、海外初参戦で挑んだドバイシーマクラシック(当時はGII格付け)を勝つと、引退レースとして臨んだ香港ヴァーズで感動のGI初制覇を成し遂げ、有終の美を飾った。

種牡馬入り当初は、種牡馬としてあまり人気もなかったが、小柄ながらも活躍する産駒が続々と登場。
3冠馬で、フランスGI凱旋門賞で2年連続2着のオルフェーヴル、
その全兄でGIを3勝したドリームジャーニー、
ナカヤマフェスタ(宝塚記念)を世に送り出した。
現役にも
ゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡6歳)、
フェノーメノ(美浦・戸田博文厩舎、牡6歳)、
レッドリヴェール(栗東・須貝尚介厩舎、牝4歳)といったGI馬がいる。

馬産地でも期待は大きく、今春も多くの種付けが予定されていた(2015年度の種付け料は600万円)だけに、関係者に与えた衝撃は大きいという。
以上、報道参照

 

[ 2015年2月 6日 ]
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