アイコン 渡辺謙のトニー賞逃す「私と王様」4部門でトニー賞受賞

「王様と私」で有名なユル・ブリンナーを髣髴とさせる渡辺謙氏の王様役、注目され、大きく報道され前評判も高かったが、残念ながらトニー賞受賞を逸した。それほど、ユル・ブリンナーが偉大だったのかもしれない。

米国で最も権威のある演劇賞、第69回トニー賞の発表・授賞式が7日(日本時間8日午前)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、渡辺謙氏(55)が王様役で主演した舞台「王様と私」がミュージカル再演作品賞、同主演女優賞、同助演女優賞、同衣装デザイン賞の4部門で受賞した。

 作品賞に日本人の主演作が選ばれたのは初めて。一方、主演男優賞の候補になっていた渡辺謙氏は受賞を逃した。

 渡辺氏は「(各部門の)受賞は本当に良かった。特に(主演女優賞の)ケリー(・オハラ)さんの受賞は、観客が本当に待ち望んでいた瞬間で、スタンディングで迎えられた。それに少しでも貢献できたのは、この作品に参加した大きな成果です」などと大人のコメントをしている。残念。

 受賞作は、19世紀半ばのシャム王国(現在のタイ)で、王家の家庭教師に招かれた英国人女性アンナと国王の対立と心の交流を描く。1951年にユル・ブリンナー主演でニューヨークのブロードウェーで初演され、後に映画化され、アカデミー主演男優賞を受賞している。
 

[ 2015年6月 8日 ]
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