アイコン 14年観光白書 ベトナム客が最高23万7千円 韓国客の3倍 買物は中国断然トップ

 

政府は9日、2015年版「観光白書」を発表した。
外国人旅行客の増加で国内での消費も伸びているが、一番お金をかけているのは「」ベトナム人」だが、「中国人は買い物」、「オーストラリア人は宿泊」など、お金のかけ方が異なる傾向が鮮明になった。

2014年の訪日客は前年比約3割増の1341万人、訪日客の消費額は約4割増の2兆278億円で、ともに史上最高を更新した。アジアの所得水準の上昇や、円安で日本への旅行が割安になったことが背景にある。

1人あたりの買い物額は中国が12万7443円で、2位のベトナム(8万8814円)を大きく引き離した。中国人が日用品や衣料品を一度に大量購入する「爆買い現象」が裏付けられた形だ。

買い物の中身は、お国柄が表れている。

どんな商品を買った人が多いかを国・地域別にみると、「電気製品」「化粧品・香水」「菓子類」などは中国が1位で、「医薬品・健康グッズなど」は台湾、中国の順だった。「和服・民芸品」「マンガ・アニメ・キャラクター関連商品」「書籍・絵はがき・CDなど」はフランスがトップだった。
一方、1人あたりの宿泊料金の首位は、滞在期間が長いオーストラリア(9万3484円)で、中国(4万4661円)は半額以下だった。

(中国客は宿泊には金を使かわないため、年間600万人も押しかける韓国では、日本人観光客減で高級ホテルのロッテや新羅ホテルはガラガラ)
大人気ないが、韓国の最大手新聞社の朝鮮日報が、
「訪韓外国人の支出額 日本人が最下位=トップは中東地域」と題した記事を掲載していたことから、表題で韓国を引き合いに出した。
その内容は、「韓国で使った1人当たりの金額が最も多い地域は中東で、3056ドル(約37万6000円)だった。中国人は2094.5ドルで2位。一方、日本人は999.1ドルで最も少なかった。」
(逆に韓国からの訪日客が消費した金額はドル換算で632.1ドル。日本人が韓国で消費した金額の7割以下だった。・・・こうした比較はやりたくないのだが・・・)
 
2014年訪日客数と消費動向/観光白書より
2014
伸率(%)
一人当たり消費額/円
1月~12月
買物
宿泊
総額
総数
13,413,600
29.4
 
 
 
韓国
2,755,300
12.2
20,137
24,820
75,852
中国
2,409,200
83.3
127,443
44,661
231,753
台湾
2,829,800
28.0
46,501
37,021
125,248
香港
925,900
24.1
51,584
45,937
147,958
タイ
657,600
45.0
56,133
40,803
146,029
シンガポール
227,900
20.4
45,485
52,619
155,792
マレーシア
249,500
41.3
47,500
46,990
145,466
インドネシア
158,700
16.0
37,563
37,301
119,884
フィリピン
184,200
70.0
34,011
30,986
105,284
ベトナム
124,300
47.2
88,814
63,739
237,688
インド
87,900
17.1
28,884
62,668
167,530
豪州
302,700
23.8
39,082
93,484
227,753
米国
891,600
11.6
22,905
71,783
165,381
カナダ
182,900
19.7
28,748
71,496
170,599
英国
220,100
14.8
27,087
81,094
187,239
フランス
178,600
15.3
33,233
77,827
194,685
ドイツ
140,200
15.1
21,095
65,762
148,774
ロシア
64,100
5.9
63,056
68,779
201,588
その他
823,100
19.8
38,193
73,255
195,795
 
外国人観光客
[ 2015年6月10日 ]
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