アイコン 福岡市 天神の建設規制緩和で経済効果年間最大8500億円と試算

福岡都市圏人口250万人、高速道と新幹線が九州の田舎に開通するごとに各地から福岡都市圏へ若手中心に人口移動があり集中してきている。また、都市型商業施設数も多くなる一方、客数も九州・中国各地から集客があり、ますます商業都市としての機能も拡大している。

そうした中、福岡市は「国家戦略特区」の規制緩和の一環で、市中心部の建物の高さ制限が緩和されたことなどを活用して、ビルの建て替えが行われた場合の経済波及効果が、年間、最大約8500億円にのぼるという試算=試みの計算を発表した。

福 岡市中心部の天神地区にある民間のビルは、老朽化が進んでいるため、福岡市は建て替えを促そうと昨年11月に「国家戦略特区」を活用して、福岡空港が近く にあるため航空法で定められている建物の高さ制限を緩和、敷地面積に対する延べ床面積の割合である「容積率」の制限を緩和したりするなどして、同じ敷地で もより大きな建物を建てられるよう規制を緩和している。

福岡市中心部の天神地区にある民間のビルは、老朽化が進んでいるため、福岡市は建て替えを促そうと昨年11月に「国家戦略特区」を活用して、福岡空港が近くにあるため航空法で定められている建物の高さ制限を緩和、敷地面積に対する延べ床面積の割合である「容積率」の制限を緩和したりするなどして、同じ敷地でもより大きな建物を建てられるよう規制を緩和している。

福岡市は規制緩和を活用して、今後10年間で、天神地区にある30棟のビルが建て替えられた場合の経済効果の試算=試みの計算を発表した。

それによると、ビルの延床面積は現在の約1.7倍になり、そこで働く人の数も現在の約2.4倍の9万7000人余りにまで増えると見込まれ、経済波及効果は年間、最大で約8500億円にのぼるとしている。

福岡市は、事業者にビルの建て替えを促すとともに、道路の拡張や地下通路の整備を行って、天神地区の都市機能を高めることにしている。
天神の明治通りには、昭和27年頃から35年くらいまでに建設された50年以上経過したビルばかり。

<天神明治通り地区の概要>
◆所在地:中央区天神1・2丁目の一部
◆区域面積:約17ha
◆都市計画等:商業地域
容積率600%~800%
建ぺい率80%
となっている。
市役所に近い明治通り周辺  現行高さ67m15階の場合、76m17階が可能となるようだ。
物件ごとに高度・容積率については対応しているという。

 

[ 2015年2月25日 ]
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