アイコン 真っ白!PM2.5視界不良 西日本を大気汚染と黄砂がWで襲う

日本は、中国の大気汚染攻撃にさらされている。これは広義の自爆型攻撃ともいえる。
22日午前11時現在のPM2.5の濃度は、福岡市西区で154マイクログラム、北九州市小倉北区で127マイクログラムに達する数値を観測した。
福岡県では、こうしたPM2.5は呼吸器や肺を痛めることから、不要不急な外出や屋外での長時間の激しい運動を控えること、できるだけ換気や窓の開け閉めをしないよう呼びかけた。視界は10キロ未満となった。
記者の自宅もダイキンとシャープの空気清浄機をフル稼働させた。
(国の基準では立方メートル当たり70μg=マイクログラムを超えると注意喚起数値としている)

<大気汚染>黒色炭素(すす)、有機物、硫黄酸化物粒子、硫酸塩エアロゾルなど

原因は、中国の希少金属含む製鉄、石炭・重油発電、セメント工場、原油精製工場(いずれも最新の脱硫装置などが取り付けられていない)、ディーゼル車、粗悪ガソリン車、ターポ加速の直噴ガソリンエンジン(粗悪燃料がしようされている)、石炭火力暖房(冬場の集中暖房)、各種煤煙工場(火力に石炭使用、脱硫装置等無縁)などが挙げられている。

2008年の北京オリンピックでも大気汚染問題が深刻で開催が危ぶまれるほどひどかった。しかし、中国政権は開催地の北京市はおろか取り囲む河北省、天津市などの工場稼動を停止させ、一時的に青空を演出させた。
あれから7年が経とうとしているが、一向に改善されないどころか、悪化し続けている。
現在の中国政権が、本気で大気汚染の対策強化をしようとすれば、膨大な金を有しており何とでもできる。しかし、大気汚染対策には脱硫装置などが必要であり、コスト増を招くことから、一向に改善されない。長年にわたり、国民の健康より企業利益=偏狭な国益ばかりを優先し続ける中国共産党政権により、口ばかりは共産党大会ごとに対策を論じるもののその成果は遅々として進まない。それどころか、経済低迷により逆に大気汚染は拡散されている。
経済最優先と軍事力強化に奔走する中国独裁政権に、中国国民がかわいそうでならない。

・・・日本や韓国の立地が欧州だったら、欧州人はどう反応するのだろうか。こうした大気汚染・環境汚染に薄汚れた中国国民の犠牲の上の銭に対し、経済低迷の欧州各国は挙って投資を呼びかけている。(欧州では過去、酸性雨により大被害をもたらした経験があるのだが・・)

大気汚染シミュレーションの「SPRINTARS」は、常時当HPの左コーナー「PM2.5」からも見れる。

PM


<黄砂>土壌粒子・日本の春霞の原因であるが、自然現象で仕方ないが、今ではこの土壌粒子にも、中国の重化学工場からの煤煙物質が付着し、拡散されている。

PM
 

[ 2015年3月23日 ]
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